出産からもう一年以上経ちましたが、今更ながら出産の日を振り返ってみようかなと思います。
予定日から一週間前の健診日。
私の行っていた産院は低身長だと無痛分娩できないので(私146cm)計画分娩することに。
健診の翌日から入院して促進剤を入れる予定に。
ちなみにしばらく前から実家に帰省中。
健診翌日am4:30
お腹の痛みで目が覚める。
am5:30
陣痛間隔計り始めると2~3分おきだったり10分以上あいたりバラバラで。
とりあえずりんごひとかけら食べてシャワー浴びて産院に電話したら、朝ごはん食べれそうなら食べて8時にまた電話してと言われるので陣痛の痛みに耐えながら残りのりんごとあんぱん食べる。
シャワー浴びてから間隔がちょっと開いてくる。
am8:00
電話すると、様子見て間隔が短くなったり痛みが強くなったら電話してと言われる。
そこからはただただ痛みと戦う時間。
座ってみたり寝転がってみたり。陣痛が来てる間はとにかく腰が痛い。
腰が割れるように痛い。
どんな態勢にしても痛くて痛くてただじっと耐える。
pm12:00
間隔が短くなってるからと思い電話。
産院に向かうことに。登録していた陣痛タクシーを呼んでそこから身支度整えて。
靴下は履けないので父が履かせてくれる。
陣痛がくると動けなくてちょこちょこ立ち止まって壁につかまって治まるのを待つ。
時間がかかりつつなんとか壁を伝いながら母とともにタクシーに乗って産院へ。
タクシーの中でも陣痛の波と戦う。
産院ついてタクシー降りてからも陣痛で動けずちょこちょこ壁につかまりながら診察室へ。
体重測定と血圧測定してNST(赤ちゃんの心拍確認する機械)つける。
この時間もひたすら痛いしい痛みのレベル上がってる気がした。
機械付けてるから態勢変えられないしひじ掛けのあたり握りしめながら耐えた。
pm13:20
診察。
子宮口開いてなければ一旦帰宅かもという先生の言葉で絶望。
結果子宮口6~7cmでそのまま入院決定。
帰宅じゃなくてちょっとだけ安心。
人生初の車いすに乗る。
pm13:35
入院。
陣痛室へ向かう。
付き添いの母にお昼用にゼリー飲料を頼む。(母はコンビニで急いでご飯食べてそのあとに備えてくれた)
旦那に電話。
仕事早上がりしてこっちにこれるか会社と相談。
ゼリー飲料飲む余裕もなく陣痛に耐える。
pm14:20
おしりを押される感覚が強くなる。
子宮口9cm。
産褥ショーツに履き替えるためにトイレへ。
その間も陣痛の痛みが強くてなかなかトイレから出られない。
助産師さんに心配されつつなんとかトイレから出てそのまま歩いて分娩室へ。
波が来るたびに助産師さんがいきみ逃しのためにお尻押してくれる。
pm14:40
分娩室。
なんとか這い上がって分娩台の上でいきみ逃す。
ただただ出ちゃいそうで何もしてなくても体に力が入る。
いきみ逃しが難しすぎる。
分娩台のバーを掴みながらなんとか耐える。
陣痛来るたびに力入っちゃう生まれちゃうって思ってた。
pm15:00
子宮口全開大。
破水(全然感覚ないし記憶にもない)
少しずついきむ。
いきむ時に目を開けて声を出さないようにするのが難しい。
意識しないと唸っちゃう。
声出さないほうが力出るらしい。初耳。
裂けないように会陰切られたらしいが感覚はない。
pm15:20
数回いきんで息子爆誕。
へその緒が首に巻いてたらしい。
すぐに元気な産声が聞こえる。一安心。
息子外の世界に出ると同時におしっこも出てたらしい(私の角度からは見えなかった)
胎盤を出すのに助産師さんがお腹押すのがなかなか痛い。
その後胎盤が出て会陰縫合。
これも糸が引っ張られる感覚がめちゃめちゃ痛い。
その後2時間くらいは分娩台に乗ったまま。
しばらくしてから息子とご対面。
腕の中に置いてくれて、途中おっぱいあげたら一生懸命吸ってた。
可愛すぎる。
感想
陣痛始まったのが朝だったのと思ったよりお産の進みが早かったおかげで産後に晩御飯はしっかり食べれたし、そのあと夜1人でゆっくり寝れたのがよかった!
計画分娩の予定とずれちゃったから旦那が立ち合いできなかったのを悔やんでいたけども。
しかも早上がりできないうえに会社の人と揉めたのは今となっては笑い話。
私としては助産師さんがいてくれたから十分かな。
でもまぁ出産の大変さを目の前で見てくれてたほうがそのあとの生活の仕方が変わったのかもなんて思ったりもしたり。
次があれば今度こそ立ち合いしたいらしいのでその時がきたらいろいろサポートしてもらおうかな。
母に静かだったねって言われたけどたしかにあんまり叫ばなかったかも。
叫んでも痛いの変わらないし(笑)
同じ時間帯でもう一人分娩室いたみたいでその人は結構叫んでたらしいんだけど、自分が必死すぎて全然聞こえてないの(笑)
実際叫んでる人のが多いのかな?どうなんだろう。
今回自分で出産を経験してみて母親のすごさをあらためて知れた。
出産って命がけで、無事生まれてきてくれることが本当に奇跡。
赤ちゃんも痛い思いしながら頑張って外の出てくるんだと思うと思い出していまだに涙が出てくる。
息子頑張ってくれてありがとう。
ただずっとお腹のなかで一緒にいたから、もうお腹の中にいないと少し寂しい気持ちになったのはちょっと不思議でついお腹撫でちゃったよね(笑)
生まれてからはわからないことだらけで毎日大変だけど何よりわが子が可愛い。
こうして振り返るとあたらめて私たちのもとに生まれてきてくれたことに感謝しかないね。
大変だしもちろんイラっとすることもあるけれども、これからもっともっとたくさん愛情を注ぎながら過ごしていきたいなと思う今日この頃。
いろんな経験たくさんして健やかに育っていってくれたら嬉しいな。
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